個人型との違い

企業が401kを導入していなければ企業型には加入できない

企業型に入れない人が個人型に入る

確定拠出年金には個人型と企業型があり、双方に重複して加入することはできません。このうち、企業型確定拠出年金には、誰もが加入できるわけではありません。企業型確定拠出年金は全ての企業で採用されているわけではなく、企業で導入を決めない限り、従業員個人の意思では加入できないのです。企業型確定拠出年金に加入できない人は、個人型確定拠出年金に入ることができます。個人型確定拠出年金に加入できるのは、自営業者等(国民年金の第1号被保険者)、企業の従業員(国民年金の第2号被保険者)で企業年金や企業型確定拠出年金の加入者でない人になります。ただし、公務員及び専業主婦は確定拠出年金制度に加入することができません。個人型確定拠出年金は、国民年金基金連合会が運営しており、金融機関を窓口にして申し込みすることになっています。個人型確定拠出年金では、掛金は加入者個人が拠出することになり、企業は拠出することはできません。

個人型と企業型では掛金の上限が違う

確定拠出年金の個人型と企業型とでは、拠出できる額の上限が違っています。個人型の掛金の月額の上限は、国民年金の第1号被保険者が6万8000円、第2号被保険者が2万3000円となっています。一方、企業型では掛金の月額の上限は、厚生年金基金等の確定給付型の年金を実施していない会社の場合には5万5000円、確定給付型年金を実施している場合には2万7500円となっています。また、個人型は60歳未満の人しか加入できませんが、企業型は60歳前から加入している等の要件を満たせば65歳未満まで加入することができます。なお、個人型では個人が支払った掛金は全額所得控除されます。企業型は企業が掛金を拠出することになりますから個人の所得控除はありませんが、企業型でもマッチング拠出といって加入者個人が上乗せして拠出が可能となっており、個人が拠出した掛金については全額が所得控除の対象となっています。